2026年10月22日木曜日

瓦解する欧州と、日出国 日本!


 今SNSでは毎日のように、フランスやイタリアでの暴動の様子が映し出されている。そこには白人の姿はなく、中東や北アフリカの移民の流れを汲む若者たちが中心となっているようだ。映像を通して見ると、とにかく街を破壊し、投石や略奪を繰り返すことだけが目的のように映る。フランスでは最初は学生の教育環境の改善を目的とした抗議活動だったはずなのに、いつの間にかお店の破壊行為に変わっていき、その流れはイタリアにまで拡がってしまっている。メローニさんも激おこだった。こうした暴動は今後も既に次々と予定されているようだ。


 では、なぜこんな暴動が発生しているのだろうか。すぐに思い出すのは、新型コロナウイルスの感染拡大時、今から約4年前のアメリカだ。ポリコレ、キャンセルカルチャー、BLM(ブラック・ライブズ・マター)、LGBTQ理解増進運動といった思想的な活動が活発になった。さらにアンティファの活動や移民政策への反対運動も同時に発生していて、暴動とまでは言えないにせよ、民衆の抗議活動が頻発していたのは事実だ。ただ、アメリカのこうした活動は「何かに対する意思表示」が根底にあったわけで、今の欧州の騒ぎとは明らかに違う。暴動を起こしている大衆には、そもそも特定の主張があるのではなく、社会(体制)に対する漠然とした不満が暴発しているようにしか見えず、アンティファなどの集団が便乗した運動にしか思えない。果たしてこの流れは、収束に向かうことが可能なのだろうか。

 世界経済フォーラムという会議体がある。「ダボス会議」を運営していることで有名だが、この構成員はいわゆる「ウォーク(グローバリスト)」と呼ばれ、経済界での成功者とされる経営者の集団である。この集団が2020年に提唱したのが「グレート・リセット」。つまり「世界を再構成する」をテーマにした喧伝活動に入ったわけだ。この活動には数々の思惑が絡んでいるのだろうが、根底にあるのは「一般の人民を同質化させる」という原則だ。つまり「ウォーク」が支配する独裁体制を前提にした社会構成にするということだと理解している。ただ、奇跡の移民国家として社会のシステムを構築しているアメリカは、各種の思想啓蒙活動が起こったとしても「愛国」という原則だけは守られる。一方、欧州各国には同様の社会システムがないため、そもそも格差社会に身を置く移民たちにとって、社会の同質化ムードには激しい抵抗感が湧き出るのは明白だ。これが、今フランスやイタリアで起こっている暴動の背景ではないのか。

 現在の欧州の現象は、日本も無視できない。欧州同様に、「愛国」に基づいた社会システムを持っていないばかりか、「反愛国」運動をする政治家達が永田町で跋扈している状況の中、移民は増加し続けている。これから日本はどのように振る舞えば、暴動なき社会を継続していけるのか。今回はちょっと真面目に、今後のことを先読みしてみたい。

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