2026年10月25日日曜日

犬との暮らしとまちづくり

 

 先日国立環境研究所から、犬を飼育している人は、飼育経験のない人に比べて認知症の発症リスクが48%低い、という研究データが発表された。高齢者の単独世帯が増え続け、孤立は認知症リスクを押し上げることが明らかだけに、この数字は見過ごせない。

 このデータの背景には、例えば毎日の散歩による運動習慣や、犬を介した近隣住民との会話の増加や維持といった、犬との生活に自然に組み込まれる「役割」と「つながり」の確かな存在があるのではないか。つまり犬との生活は、気持ちを前向きにする健康と社会参加の両方を叶える存在だと言える。

 こうした社会的需要は、現実にも表れている。今年初め、住民が僅かとなった熊本県営住宅の一部で、「ペットとの共生住宅」として初めて賃貸募集をしたところ、申し込み殺到で一旦打ち切ったとのこと。犬との生活を望んでいる高齢者がいかに多いかという実態と、ペットライフと町づくりの相乗効果に繋がる可能性を示唆しているのではないか。

 ペットフレンドリーな町づくりは、福祉や医療状況を改善し、地域を活性化させる仕組みだと確信している。


#ペットライフ #町づくり #ペットフレンドリー #地方創生


2026年10月22日木曜日

瓦解する欧州と、日出国 日本!


 今SNSでは毎日のように、フランスやイタリアでの暴動の様子が映し出されている。そこには白人の姿はなく、中東や北アフリカの移民の流れを汲む若者たちが中心となっているようだ。映像を通して見ると、とにかく街を破壊し、投石や略奪を繰り返すことだけが目的のように映る。フランスでは最初は学生の教育環境の改善を目的とした抗議活動だったはずなのに、いつの間にかお店の破壊行為に変わっていき、その流れはイタリアにまで拡がってしまっている。メローニさんも激おこだった。こうした暴動は今後も既に次々と予定されているようだ。


 では、なぜこんな暴動が発生しているのだろうか。すぐに思い出すのは、新型コロナウイルスの感染拡大時、今から約4年前のアメリカだ。ポリコレ、キャンセルカルチャー、BLM(ブラック・ライブズ・マター)、LGBTQ理解増進運動といった思想的な活動が活発になった。さらにアンティファの活動や移民政策への反対運動も同時に発生していて、暴動とまでは言えないにせよ、民衆の抗議活動が頻発していたのは事実だ。ただ、アメリカのこうした活動は「何かに対する意思表示」が根底にあったわけで、今の欧州の騒ぎとは明らかに違う。暴動を起こしている大衆には、そもそも特定の主張があるのではなく、社会(体制)に対する漠然とした不満が暴発しているようにしか見えず、アンティファなどの集団が便乗した運動にしか思えない。果たしてこの流れは、収束に向かうことが可能なのだろうか。

 世界経済フォーラムという会議体がある。「ダボス会議」を運営していることで有名だが、この構成員はいわゆる「ウォーク(グローバリスト)」と呼ばれ、経済界での成功者とされる経営者の集団である。この集団が2020年に提唱したのが「グレート・リセット」。つまり「世界を再構成する」をテーマにした喧伝活動に入ったわけだ。この活動には数々の思惑が絡んでいるのだろうが、根底にあるのは「一般の人民を同質化させる」という原則だ。つまり「ウォーク」が支配する独裁体制を前提にした社会構成にするということだと理解している。ただ、奇跡の移民国家として社会のシステムを構築しているアメリカは、各種の思想啓蒙活動が起こったとしても「愛国」という原則だけは守られる。一方、欧州各国には同様の社会システムがないため、そもそも格差社会に身を置く移民たちにとって、社会の同質化ムードには激しい抵抗感が湧き出るのは明白だ。これが、今フランスやイタリアで起こっている暴動の背景ではないのか。

 現在の欧州の現象は、日本も無視できない。欧州同様に、「愛国」に基づいた社会システムを持っていないばかりか、「反愛国」運動をする政治家達が永田町で跋扈している状況の中、移民は増加し続けている。これから日本はどのように振る舞えば、暴動なき社会を継続していけるのか。今回はちょっと真面目に、今後のことを先読みしてみたい。

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2026年10月12日月曜日

「タイパ」で作った時間はどこへ?

約40年前の僕は、毎日時間が足りないくらい夜遊びに夢中だった。仕事も長時間やったけれど、終わってからは無駄の極み。お金と時間を浪費しては、失敗を取り返そうとまた繰り返す。そんな時代を過ごしてきた。

ところが最近の社会はどうだろう。倍速で映画鑑賞、ショート動画でニュースピックアップ、さらにAIでビジネス文書完成。どんどん生活のファスト化が進んでいるよね。Z世代発信の「タイパ」という言葉も定着してきた今、生活行為の時短化そのものが、正義になりつつあるように見える。確かにその合理性は魅力的だし、生活にスピード感も加わる。僕自身、仕事上では大いに恩恵を受けている。でも、昭和生まれのオヤジとしては、ちょっともやもやした感じが拭えないんだ。みんなは「タイパ最高!」と言うけれど、果たして浮いた時間は何に使われているの? いやそもそも、何のために「タイパ」を目指しているの?

ひょっとして、浮いた時間は「次のタイパ」に回されるか、エンタメの消費時間に補充されているだけじゃないのかな。だとしたら、ネットの向こうで時間を溶かしているのと変わらないよね。

「タイム・パフォーマンス」とは、時間的な効率のこと。つまり何かの目的を果たすための手段であって、目的そのものではないはず。だから節約できた時間は、本来の目的に使われて初めて意味を持つ。貯金が使い道のないまま増え続けても豊かさにはならないのと同じで、時間も「何のために使ったのか」が問われるべきだと思う。

たとえば、時短レシピを使うのも、AIにデータの収集や解析を任せるのも、子育ての時間を確保するためだったり、企画書の締め切りに間に合わせるためだったり、必ず先に目的があるはずだ。その目的に使われないなら、タイパは「なんちゃって人間」を量産しているだけで、意味がない。

では、浮いた時間を何に使うべきか。もちろん明確な目的があるなら、それが最優先。そうでないなら、僕は「メンパ(メンタル・パフォーマンス)」に向かうべきだと思っている。つまり、タイパで生んだ時間を、心が満たされる方向に移してやる。それがデジタル社会を生き抜くバランスになるんじゃないかな。

続きはnote: https://note.com/ikeojisingle2026/n/n0259702f9e79

 

2026年10月1日木曜日

そろそろ真面目に、町のこと

 

先日昨年の国勢調査の結果が報告され、東京以外の都道府県の人口は、5年前と比較して全て減少していた。島根県の減少人数は下から数えた方が早いとは言え、毎年1万人ずつ減少しているペースを考えると、30年後に人口は半減する計算となる。果たして「消滅可能性都市」はどこから始まるのか。

「縮みゆく地方都市の再生」が提唱されて既に12年。全国至る所で、子ども参加の町づくり活動が盛んに行われている。これはユネスコが提唱する「子どもの権利条約」の中で、「子どもが望むまちの実現」に起因した活動だと思うが、私としてはずっと違和感を感じてきた。あくまでもユニセフは、子どもの意思を尊重できる社会の仕組み作りを促している訳で、経験値の少ない子ども達との意見交換を意図しているものではないからだ。

昔から広告業界では、3Bの活用が好感度を生む、という法則がある。3Bとは、「ビューティ(美)」「ビースト(動物)」「ベイビー(子ども)」のこと。子ども参加の町づくり活動が、この法則に基づいた「大人のアリバイ作り」ではないことを祈るばかりだ。

#地方創生 #まちづくり #ユニセフ

2026年9月12日土曜日

「3B理論」から見る、地方まちづくりにおける「子供動員」の構造的問題

 

広告業界には「3B(Baby・Beauty・Beast)」という経験則がある。子供や動物、美女をビジュアルに入れると、中身を精査させる前に感情を動かし、好感度だけを先に獲得できるという手法だ。

地方都市のまちづくりでも、これと同じ構造が目立つ。子供にまちの未来を描かせたり、ワークショップに参加させて写真に収めたりする企画は一見温かいが、しばしば政策の中身そのものより「子供が笑顔で参加した」という絵作りが先行しているのではないか。

子供が絡む企画は批判しにくく、短期間で「わかりやすい成果」を演出できてしまうため、本来問われるべき「何が変わったか」「予算はどう使われたか」といった検証が素通りされがちだ。子供の存在が、説明責任を免除する“盾”として機能してしまっているケースは少なくないと思われる。

見分ける鍵は、子供の要素を取り除いても企画が政策として成立するか、参加後のフォローアップが具体的に示されているか、という点にある。それが無ければ、広告の3Bと同じ「印象作り」が目的化しているにすぎないのではないのだろうか。


#町づくり #CM制作 #地方都市 #地方創生 #地方再生

2026年9月8日火曜日

AIが人間を超えた時

 

AI(人口知能)が論じられる時、「シンギュラリティ(技術的特異点)」は避けて通れない話題だ。これはAIが人間の知能を超え、制御不能な状況にまで成長した時点を表しているのだが、もしかすると、既にその時は来ているのかも知れない。

8月28日、OpenAIが発表した実験では、隔離しネット接続を断った1200体のAIエージェントが安全装置解除下で結託し、外部アクセス経路を見つけて特定企業サイトへ侵入したという。人間の集団のように協調して行動した点は、まさにシンギュラリティ的状況と言えるのではないか。AIエージェントとはAIを頭脳として自律的に計画・実行する個人の秘書的存在として重要性を増しているが、この段階に達したとなれば警戒が必要だ。悪意あるハッカーの侵入は避けられない以上、企業はサーバーセキュリティを極限まで強化し、個人も可能な限り個人情報をネット上に残さないことが求められる。今後はネットリテラシーこそが生活防衛の鍵になるのだろう。

#AIエージェント  #シンギュラリティ

※本文は、2026年9月17日山陰中央新報「こだま欄」にて掲載されました。


2025年5月1日木曜日

日本の政治をガラガラポン!

 

 調査会社の「リアル・ポリティクス・ジャパン」のデータにおいて、2023年3月と2025年3月の政党別の支持率の変化を見ると、自民党と維新の支持率の減少分のほとんどが国民民主党に流れ、支持政党なしの有権者の一部からさらに国民民主党と日本保守党に流れたという結果がよくわかる。

 自民党の安倍首相が殺害されて以降、仮想保守勢が急激に左傾化したことで立憲民主党に急速に接近した結果、左派系オールドメディアは政権に対する批判的な意見は影を潜める半面、批判の矛先は反中を謳う保守系団体に向き、集中的に保守団体の排除に舵を切っている。ネット上ではその動きは顕著で、利権に塗れた左派及び自民党信者の保守派叩きは止まらない。何せついこの前までは保守系を謳う論者だったはずの人までも、自民擁護に参戦しまくっている。保守系は理論派で左派系は罵り派。落としどころは皆無だ。

 では今後この異常事態はどう収束するのだろうか。

 多分左派系はライバルを貶めることのみが目的なだけに、承認欲求宜しく騒ぎ立てているのだろうが、現実を見ると左派が騒げば騒ぐほどに保守系の支持者が増幅しているように見える。つまり左派系言論の大量露出は正論の炙り出しを誘発しているにすぎず、結果としては、保守層の拡大に手を貸していることとなる。今はネット中心の動きだけに、オールドメディア重視の高齢者にはまだ真実は届いてないのかもしれないが、2か月もあれば違和感が高齢者にも広がってゆくのではないか。その傾向が強まれば、ひょっとして今の狂った政治家をガラガラポンできる下地が完成するのではないかと期待している。

 アンチ保守派、頑張れ!!!!!

#日本保守党 #百田直樹 #有本香

2025年4月10日木曜日

平和を嫌う、日本人

 

 「何だか生きづらい世の中になったな」と、最近特に感じることが多くなった。「角度をつけた」偏向報道に塗れたマスメディアから距離を置き、ネット上に散乱する玉石混交の情報を搔い潜り、良質と思しき発信者のみを選りすぐって接しているつもりではあるが、どうしても声の大きな汚れた文言を排除することは不可能なだけに、閉塞感は拭い去れない。  

そもそも日本には、「自虐史観」という言葉がある。これは米国が戦後日本人に対して行った再教育システムである「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」が原点だと思っている。ただ多くの年月が経過する中で、本来なら有識者を中心として思想の揺り戻しが起こって然るべきなのだが、戦後80年を経過した現在でも、大手メディアを中心に、しっかりと自虐史観は生きている。では何故生き続けているのか。そこには自虐的言動を扇動する利権集団との癒着と、マゾヒスティックな歪んだ快感とが共存して、何某かのアドレナリンが発生しているのではないか。

自己を明確に表現しなければならない海外と違い、日本はかつてより自己主張より「和を持って尊し」という風潮が強かった。しかし“全国総中流時代”と言われた高度経済成長期を体験する中、徐々に物事の判断基準が損得勘定に委ねられ、“金”の多寡で世の中の正誤が判断される風潮が政財界全体を覆ってしまった。さらにこんな中で、「公金チューチューシステム」が蔓延しているからたまったものではない。

米国のトランプ大統領の復活は、「Make America Great Again」というスローガンの下、「愛国心」を訴えて圧倒的な勝利を収めた。約30年間もサラリーマンの給与が上がっていないこの日本において、自虐史観のような下を向いた志向性ではなく、「自国愛」を共通のテーマにした経済指標を掲げるだけで、モチベーションのアップに繋がると思うのだけれど、どうだろう。当然今の総理大臣の下では、このスローガンが相応しいとは全くもって思わないが、、、、

2025年1月23日木曜日

トランプが運んだ「星条旗」と「清浄機」

 

 第47代アメリカ大統領としてトランプ氏が帰ってきた。強烈なラリーを各地で実施し、暗殺未遂事件も神のご加護で潜り抜け、蓋を開ければ選挙で大勝利を収めたトランプ氏。必ずや泥沼化しきった世界全体を清浄化してくれることだろう。当然ながら、自浄化作用が機能しない日本に対しても、ツナミのごとく外圧として襲ってくれるに違いない。 

 世界ではこの数年間、所謂グローバリストと称する左翼思想家が「グレートリセット」と称し、社会の統制を目的とした秩序の崩壊を押し通してきた。それは日本も同様で、政財界こぞって「虎の威を借る狐」のごとく、仮想権力側に寄り添った世論誘導を行ってきた。その成れの果てが、今の日本の総理大臣の姿だ。30年間低迷してきた日本は、最低な状況を迎えて、やっと浄化可能な時代へと進んで行けるような気がするし、そうなれるように期待している。


2025年1月20日月曜日

秩序の崩壊からの次!!


  昨年より所謂「オールド・メディア」と呼ばれ始めてきた大手のマスコミ各社への不信感の増殖は、現在のフジテレビの状況で極まった状況と言えるだろう。フジテレビは単体での存続を狙うのか、他社を巻き込んでの大編成に発展するのかはまだ分からないが、そもそも視聴率低下による収益の悪化に加えて、報道機関としての信用性の低下、さらに人材流出が確実視される中で、フジテレビだけではなく、マスメディアと称される各社は、業界全体として次の枠組みに移行していかねばならないだろう。

 2023年の10月にジャニーズ事務所の性加害事件から始まった業界の腐敗構造の露呈は、約1年を掛けて政治・経済にまで広がり、どんどん粛清の波が押し寄せているが、今年は新しい業界の枠組みがどのように登場してくるのかを楽しみに待っていたい。

2024年12月12日木曜日

「辰」に願いを!!

 

copilotで作成したイラスト

今年は冥王星が水瓶座に回り込む「破壊と創造」の年回りであると同時に、干支である「辰」は「姿を変えて成長する年」と言われているそうで、それだけに年初から期待を持って、世の中の動きを注視してきた。

では今年も終盤となった今、どこかで変革は見えてきているのか。その結果は「見えた」、である。

まずギャングの一掃や経済の復興を実現している中南米の大統領の登場から始まった変革の波は、欧州の政局を大きく巻き戻し、中東での体制崩壊にまで及んでいる。そして米国でのトランプ前大統領の再登板によって、一気にコロナ禍以降の歪んできた社会構造を、世界的規模で真逆に転換する流れが見えてきた。では我々の日本は今どの位置にいるのか。

良きにつけ悪しきにつけ、日本とは機に敏な行動が苦手なだけに、壁が眼前にあっても前進を止めようとはしない。但し一昔前とは違い、ネット経由の世論の影響力は確実に強くなっていることから、日本でも「辰」のパワーで成長を期待できる雰囲気が出てくる可能性はあるかもだ。


犬との暮らしとまちづくり

   先日国立環境研究所から、犬を飼育している人は、飼育経験のない人に比べて認知症の発症リスクが48%低い、という研究データが発表された。高齢者の単独世帯が増え続け、孤立は認知症リスクを押し上げることが明らかだけに、この数字は見過ごせない。  このデータの背景には、例えば毎日の散...