昨年より所謂「オールド・メディア」と呼ばれ始めてきた大手のマスコミ各社への不信感の増殖は、現在のフジテレビの状況で極まった状況と言えるだろう。フジテレビは単体での存続を狙うのか、他社を巻き込んでの大編成に発展するのかはまだ分からないが、そもそも視聴率低下による収益の悪化に加えて、報道機関としての信用性の低下、さらに人材流出が確実視される中で、フジテレビだけではなく、マスメディアと称される各社は、業界全体として次の枠組みに移行していかねばならないだろう。
2023年の10月にジャニーズ事務所の性加害事件から始まった業界の腐敗構造の露呈は、約1年を掛けて政治・経済にまで広がり、どんどん粛清の波が押し寄せているが、今年は新しい業界の枠組みがどのように登場してくるのかを楽しみに待っていたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿