日本文化の進化に学ぶ

一般的に、日本文化は「玉ねぎ文化」と揶揄されるが、多くは鎖国制度をとっていた江戸時代に、アジアや欧州から秘密裏に運び込まれた外来の製品をヒントに、日本流に改良する文化が定番化したことから、現在に伝わる伝統工芸品の大半は、日本固有の技術に由来していないことに由来している。
 しかしここで考えねばならないことは、そもそも文化とは突然発生するものではなく、様々な内外の事象の影響がある中で、自国の風土に適合した創意工夫をし、固有の感覚に合った選択をする空気感を共有することで生まれるものだと思う。
 インターネット検索が常識化した現代、様々なアイデアや知識が発信・共有され、「なんちゃって知識人」がはびこる今重要なのは、日本文化が歩んだ歴史、つまり「模倣」をしつつ一歩進んだ世界観を作り出すという姿勢こそが、次の時代を生み出すことに他ならない。

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