事業の仕組みを形作る手法としてマーケティングという業務があるが、世間ではステルスとかインバウンドのような横文字で表現した怪しい手法が数多く存在している。しかし、ほぼすべてに共通している要素がある。それは、「物語性」の重要性だと解釈している。
これは、商品・サービスそのものに「物語性」を付加し、共感を得やすい仕組みづくりをすることであり、ブランディグの二つの要素と言われる「情緒性と機能性」の内の「情緒性」にあたる。
なぜこの話題を取り上げたかと言えば、その「物語性」を是非とも観光誘致活動に活かしていただきたいから。最近では「おしい、広島」等イメージ戦略が増えてきたとは言え、それを聞いて「だから?」と感じた人も多いのではないか。「そうだ京都、行こう」のような、自身の中で気づきが生まれるイメージ戦略とは言えない。人の心の中に山陰が湧きあがる物語戦略こそが重要だと思っている。
0 件のコメント:
コメントを投稿